昨日は、「ウィンザー&ニュートン」の、透明水彩絵具セットの色の確認作業をしていました。
カドミウム系の絵具など、多くの絵具の色名の末尾に「ヒュー」と付いていて、いずれも安全性が高いことが分かりました。
また、コットマン水彩紙の「荒目・中目・細目」のはがきサイズのサンプルに、絵筆でまるっと色を塗って、側にその色名を書いて行く、という作業も行いました。
水彩画は、ターナーに代表されるようにイギリスがその総本山のようで、「ウィンザー&ニュートン」の「ウィンザー」という名称は、ヴィクトリア女王の男系子孫の姓なんですね。
ヴィクトリア女王は、「ヴィクトリアは特にスケッチが得意で、生涯にわたって絵を描き続けた」と Wikipedia の記事に書かれているので、つまり絵画を趣味としていたんですね。
「ウィンザー&ニュートン」の画材メーカーとヴィクトリア女王は、これも調べてみると、やはり関わりが深かったみたいです。
ちなみに、近頃の私には競馬の「ヴィクトリアマイル」で万馬券を当てたり、「ヴィクトリアショップ」というオンライン食材店で久々に買い物をするなど、「ヴィクトリア」のキーワードにまつわるシンクロニシティがよく起こるのですが・・・
イギリスのウィンザー家は、元々はドイツのハノーヴァー家で、そのハノーヴァー家は同じドイツのヴェルフ家(ブラウンシュヴァイク=リューネブルク家)の流れを汲む、神聖ローマ帝国の諸侯の家系なのだそうです。
ヴェルフ家はカロリング朝において、カール大帝の3男のルートヴィヒ1世(敬虔王)に、2番目の妃を出しています。
カール大帝の先祖は・・・カール・マルテル、ピピン3世ないしはピピン2世だったかな・・・高校時代の世界史Bで、カタカナ人名を覚えるのは大層苦手だったのですが、、、確かに習った記憶があります。
日本史で言うと、ちょうど7世紀後半の、孝徳天皇(軽皇子)や有馬皇子のいた時期ですね。🐴🤴
ところで、読者の皆さんは信じられないかも知れませんが、私は英語がほとんど出来ないにも関わらず、十数年前に eBay でニューヨーク在住の「エリザベス」という姓のおばさんに、グレース・ケリーの肖像画のアクリル原画を安値で売った、というたった1度だけではありますが絵画の販売実績があります。
その、購入者の名前の姓が「エリザベス」さんだったというのも、先述の「ヴィクトリア」さんと同じくドイツのハノーヴァー家の家系なので、何だか偶然のようには思えません。
元祖・ロイヤル系の、王族・貴族同士は、おそらくは「類は友を呼ぶ」で、数学の同類項みたいに摩訶不思議なご縁の「引き寄せの法則」が、働くのかも知れませんね・・・!🧲
まぁ、日本人の中には、そんな私のような元祖・ロイヤル系の人は、特に大都会には沢山いらっしゃいますが。。😅
長文をここまでお読み頂き、本当にありがとうございます!
追記(2024年7月9日):CNNオンラインの記事に、10代のヴィクトリア女王が描いたデッサンが競売にかけられるという内容のものがありましたので、以下にリンクを貼っておきます。
「10代のビクトリア女王が描いたデッサン、競売に」(CNNオンライン)
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