絵画と音楽の「結び」と数学

最近の私は、脳トレとして高校の有名な参考書である、チャート式の「数学 I 」の ” 白チャート ” という最も易しい本を入手して、これを学び直しています。🤓

いちばん始めの、「式の展開」の単元がもう終わって、次の「因数分解」の単元に差し掛かっています。

計算していくうちに気付いたのですが、「式の展開」というのは、2次関数や3次関数などのグラフの放物線の美しい曲線のように、結ばれた状態の糸の結び目を ” 解き放つ ” ことに喩えられます。

そして、「因数分解」とはそうやって解かれた状態の糸を、また「結ぶ」ことに喩えられます。

もう1つの喩えとして、「因数分解」された状態の数式は、「絵画」に喩えられます。🖼️

「因数分解」の数式を視覚化すると、平面図形の「四角形」になるからです。

そして、この「絵画」に喩えられる「因数分解」の数式を展開すると、その式は「視覚的」にメロディーラインのような ” 解かれた糸 ” になり、これは「音楽」に喩えられます。🎼

このように、「式の展開(絵画→音楽)」と「因数分解(音楽→絵画)」の関係から、「絵画」と「音楽」の ” 結び ” について、数学という学問の側面から抽象的に理解することができます!😲

古代ギリシャの数学者・哲学者のピタゴラスは、果たしてこの事について、すでに気付いていてよく理解していたのかな・・・?

なお、私は一昔前に、神戸の西神中央にあるダイエーというスーパーの品出しのアルバイトをやろうと思って、筆記試験ありの面接を受けたことがあります。

その時に、簡単な「足し算」と「引き算」の試験を受けたのですが、いざやってみると「足し算」はスラスラとよく計算できたものの、「引き算」は苦手でなかなか計算がはかどらず、あと何問かを残して終了時間が来てしまいました。。⏰

結果、不採用となった訳ですが、その面接の体験のおかげさまで、私の弱点と言いますか短所がまるで ” 炙り出し ” のように明らかになりました!😣

これは、フラクタル的には私のみならず、平均的な現代人の短所でもあります。

数日前に、新聞広告で以下の本がふと目に留まったので、紹介いたします。

ライディ・クロッツ著『引き算思考 〜「減らす」「削る」「やめる」がブレイクスルーを起こす』白揚社、2024年

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