「二足の草鞋」を履く理由

障がい者アーティストとしての私が、画家と作曲家の「二足の草鞋」を履く理由を、今日ここで挙げてみたいと思います。

絵画の世界であれば、基本的にコラボレーションというのは無く、1人で黙々と絵を描いていますので、リアル世界における生身での他者との交流がなかなか持てません。🧑‍🎨

その点、音楽の世界であれば、例えば私のオリジナル曲の「七夕二重奏」を誰かと一緒にヴァイオリンで演奏しましょう、となれば、同じヴァイオリンが弾ける他者との交流が持ちやすいです。🎻

ここが、宮本武蔵ではありませんが、私が「絵画」と「音楽」の ” 二刀流 ” をやっている、主な理由かも知れません。

私の現住所は、数ある神戸のニュータウンの中でも坂道のアップダウンがキツくて有名な「須磨ニュータウン」の、駅から遠い徒歩で約30分のの不便な立地にあります。⛰️

私が30代前半の頃までは、それでも何とか身体的な若さのおかげで電車にもバスにもよく乗っていて、飛行機で東京に行ったりもして、そこそこ便利に暮らせていました。✈️🗼

ところが、40代に入ってから、男性にもある「更年期障害」すなわち身体の老化が始まりました。

30代までは身近にあると思っていた、スーパーやコンビニや駅前のショッピングセンターまでの ” 体感距離 ” が遠く感じ、さらには昨今の気象の「亜熱帯化」により夏と冬の時期が長くなり、とりわけ夏が異常に暑くなりました。🏝️🌞

加えて、私が40代に入ってから自覚し始めた「マルファン症候群」の症状が体の老化により浮き彫りになってきたこともあり、今ではすっかり「買い物難民」となっています。

私は30代の後半から「電磁波過敏症」に罹っていますので、今でもバスや電車にはほとんど乗っていません。

私の高齢の母親は、バスには何とか乗れますが重いお米などが持てなくなって、主にそうした重たい商品を「コープこうべ」の個別宅配サービスで注文するようになりました。🚚

私の弟はといえば、中学校入学後1週間で不登校になり、20数年間も自宅の周囲しか歩けない「引きこもり」です。

つまり、我が家の高齢の父・母・私・弟の4人家族の中でも、辛うじて健常者としてシルバー人材派遣の派遣社員として、バスにも電車にも平気で乗れて駅前のスーパーの買い物カート運びとその回収の仕事をしているのが、父親ですね。

私が住んでいるような、閉鎖的で「陸の孤島」のような状態になっている(少なくとも私にはそう感じます)所では、そこに住む人々というのは外部との人的交流がほとんど無くなるので孤立しがちになり、精神的におかしくなってくるのですね。🏝️

私の住む神戸の須磨ニュータウンにおいて、自分や弟も含めて「精神障がい者」が少なくないのは、こうした理由があると考えられます。

これは、「X(Twitter)」でも風水の専門家と思われる人が語られていますが、例えば北海道の旭川という土地は四方を山に囲まれていて「氣」の巡りが悪く、夏は山に閉ざされていて冬も雪で閉ざされるので、私が住むところと同じく閉鎖的な「陸の孤島」のような環境となり、その間は人的な交流がほとんど無くなるので、そこでは色々と深刻な事件が起こりやすいそうです。

なので、自治体がそこに住んでいる住民を思い切って ” 集団移住 ” させた方が善いだろう、という意見を言われていました。

昔から「転地療法(転地療養)」という言葉もあり、人口減少が ” 加速度的 ” に進む今の日本社会にあって、バラバラになった人々のコンパクトシティへの集住こそが「氣」の巡りを善くし、人口減少そのものは止められなくても日本の経済の復活につながる、と私は考えています。

以上は、「統合失調症」という精神障碍者でなおかつ「マルファン症候群」である私の個人的な意見ですが、自身もまた富裕層が住むような駅前のマンションのような便利なところに住めるようになる「資格」を持てるように、アーティストとしてできる限りの日々の努力はしてゆく所存です!😊

ちなみに、私の第1の故郷である大阪の交野においても、最近は赤と白の「京阪バス」という路線バスの廃止が相次いでいるようです。

京阪バスの路線バス廃止方針、交野市が代替バス 補正予算案に3億円」(朝日新聞デジタル)

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