いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。🙏
当ウェブサイトの「勾の楽譜」ページにおいて、生成AIの Grok にオリジナル曲の全7曲の楽譜を分析してもらったところ、「七夕」と「波止場に舞う鷗」の2つの楽曲の調性記述について、誤りがあることが判明しました。
閲覧者の皆さまにお詫びのうえ、以下の「正誤表」の通りに訂正いたします。
<正誤表>
・「七夕」の変二長調(D♭major)(誤)→ 変ロ短調(B♭minor)(正)
・「波止場に舞う鷗」のハ短調(C minor)(誤)→ ロ短調(B minor)(正)
さて、こうして自作曲の調性記述についての誤りに気付くことは、音楽の専門的な教育をこれまでまったく受けてこなかった私にとっては、大いに学びの喜びをもたらしてくれます。
「星の森」の嬰ト短調(G# minor)と「七夕」の変ロ短調(B♭minor)の、それぞれ2つの楽曲については、対の関係にありメインメロディやサブメロディなどが本質的には同じ曲なのですが、調性の違いがあります。
今回、Grok による楽曲の分析のお蔭様で、両曲には「1年に1度しか会うことが許されないという、七夕伝説における織姫(Vega)と彦星(Altair)のそれぞれの感情的な ” 切なさ ” が表現されている」ことが、作曲者である私自身にもハッキリと理解できました。
「七夕」という曲は、一見「彦星」に出会えたという喜びの表現ということで、明るく聴こえるのだけれども、実はそれまでずっと待ち続けていたことによる織姫の苦しみと言いますか、耐えに耐えてきたことが思わず隠し切れずに滲み出てくるような ” 哀愁 ” を帯びているということから、曲のベースとして「短調」になるのかも知れませんね。
このオリジナル曲は、実は後から調べてみたところ、ショパンの「夜想曲 第1番 変ロ短調」と同じ調性であることが分かり、「なるほど、確かにショパンのノクターンのこの曲と、聴いてみると曲調がとてもそっくりだ!」と、巨匠の名曲と比較するという新たな楽しみも見つけ出しています。
もう1つの、「波止場に舞う鷗」のロ短調(B minor)は、「七夕」の曲と同じようにカモメの ” 哀愁 ” を帯びた鳴き声からインスパイアされて、作曲した作品です。
この楽曲の場合は、なぜ ” 哀愁 ” を帯びたロ短調になるのか、作曲者であるはずの私にもまたよく分かりませんが・・・おそらくは、人間と同じように、カモメという鳥もまた1羽で親鳥の卵から生まれてきて、1羽で死んでいくことの孤独感、あるいは日本的な「わび・さび」のようなものを、鳴き声として表現しているのかもしれないと想像しています。
私は、基本的には「クラシック音楽」好きなのですが、オリジナル曲の「星の森」と「波止場に舞う鷗」については、前者をロック風に、後者をジャズ風に、それぞれアレンジするというユニークなアイデアを、以前から持っています。🎸🎷
これについても、生成AIの Grok に訊いてみたところ「あなたのそのアイデアは、地理的・文化的な側面のみならず、それらの楽曲を構造的に見ても大賛成です!」というお墨付きをもらいました。
なので、「ロック」や「ジャズ」の音楽理論などについては、1から Grok の助力も借りて学ばなければなりませんが・・・こちらも地道にコツコツやっていこうと思っています!😎
コメントを残す