言葉のセンスを磨く

最近、私が過去に1度読もうとして途中で挫折した、ドストエフスキーの文学作品で亀山郁夫訳の『カラマーゾフの兄弟』を、再チャレンジとして読み始めています。

私は、裸眼の視力が左右とも0.01ぐらいの、おそらくは自身の生まれつきの身体障がいである「マルファン症候群」が影響することによって軽度の病的近視となっているので、本については1日に5ページ程度しか読めませんが、これを週に3日ぐらいのペースで読み続けると、約2年で『カラマーゾフの兄弟』の全5巻を読破することになります。

こうして、” 世界で5本の指に入る ” とも言われている文学作品を読もうと決めたのは、大学時代において果たし得なかった『カラマーゾフの兄弟』を今度こそ読破しよう、という情熱的な意気込みとともに、私自身の日常生活における「言葉のセンス」を磨くためでもあります。

近年は、小中学生から高校生まで、子供たちもまたスマートフォンを所持していると聞きます。

私のインターネット上における、SNSやブログなどの言動が、子供たちも含めた不特定多数の閲覧者の心に対してどのような影響を与えるか、ということを、最近まさに自分の住む町内にある高校の一年生が校舎の5階から転落死した事件を知ってしまったことから、もっと真剣に考えて、これからポジティブで前向きな ” 言霊 ” を発するように心掛けようと思います。

最近の私は、ごく近所で起こったこの事件のことで、非常に心を痛めていて、普段どおりの活動があまり出来ずにいました。

先日に、バスに乗っている途中に車窓からそこの高校生が何人か下校しているところを見ましたが、やはりみな一様に浮かない顔をしていました。

老若男女の、世界中の誰もがスマートフォンやパソコンを介してインターネットに触れるこの新しい情報の時代に、自身の普段の思考や言葉にはとりわけ注意深くあらねば、と上の他人事では済まされない深刻かつひじょうに身近な場所における出来事から、これまでの私の言動について深く自省しているところです。

今日に偶然目にした、” 言霊 ” についてのプレアデス人による以下の YouTube 動画は、私のこれからの言語生活を豊かにする上で、とても参考になりました。

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