
ただいま、当ウェブサイトのブログの過去記事を、さらなる未来への飛躍のために「ダイエット(減量)」するという作業を行っています。
賞味期限、ないしは消費期限切れのブログ記事というものが必ずありますので、そうした記事を注意深く探し出してゴミ箱に入れるという形で記事の「仕分け」をし、その後で当該ブログ記事を完全に削除するという段取りです。
このダイエット作業のプロセスにおいて、ある1つの記事のリンク先に目が留まりました。
古代日本キリストツアー7 星田妙見宮(精神世界の哲人のブログ)
久しぶりに、私の第1の故郷について書かれたこの記事を読んで、滋賀県の琵琶湖ではないもう少し北の方にある小さな「余呉湖」という、私がすっかり見落としていたキーワードに出会いました!
大阪(河内国)の、交野ケ原(かたのがはら)の「七夕伝説」のルーツは、どうやら滋賀(近江国)の「余呉湖の羽衣伝説」にあるらしいです。
はっきり言って、この「余呉湖」という小さな湖は、たいへん大きな琵琶湖の陰に隠されていて、私の ” 盲点 ” でした。。😅
まるで、6世紀前半のカリスマ的な存在であった近江国を出生地とする第26代「継体天皇(バカボンのパパ)」と、その陰に隠れて目立たなかった息子の第27代「安閑天皇(バカボン)」の、いわゆる ” 親の七光り ” のような大小関係みたいですね!
しかも、おそらくは神戸の「須磨」の語源となった「都久夫須麻(つくぶすま)」という日本最古の ” 弁財天 ” をまつる、琵琶湖の「竹生島」とも近いです。
藤原顕昭の著書『袖中抄(しゅうちゅうしょう)』に、「織姫子孫、河内天の川にあり」と書かれているらしく、ということは交野の「七夕伝説」における「織姫」と「彦星」は、古代日本のたぶん皇族だと思われますが実在の人物だった可能性が出てきます。
大阪の交野が、日本最古の「七夕伝説」の発祥の地と言われていますが、実は滋賀の伊香(いか)という地の方が、日本最古なのかもしれません。
そう言えば、数日前に私はおやつとして久しぶりに「イカフライ」を食べていましたが、あれはシンクロニシティとしてその「伊香氏」の意味だったのかもしれませんね・・・!🦑
そしてまた、「余呉湖」のある伊香郡とは旧地名であり、今は長浜市となっていますが、そこには何と、私が以前からインターネット上で度々お伝えしてきました、第27代・安閑天皇(勾大兄)と春日山田皇女(山田赤見皇女)の2柱が祀られている「赤見神社」があります!
以下は、note の「赤見神社」について書かれている記事へのリンクと、社頭掲示板の引用です。
聖徳太子/蔵王権現「赤見神社/磯野寺」(やんまあ)
十一面観世音菩薩
江州伊香三十三所 十二番札所
赤見山磯野寺 尊像十一面観世音菩薩
観音堂は赤見神社境内の一段高い所にあり、尊像の十一面観世音菩薩は正面中央に安置されています。
このあたりは古くから「赤見の里」と呼ばれ、赤見神社の祭神である第二十七代安閑天皇(531~535)の皇后・春日山田皇女(山田赤見皇女)に由来するといわれています。
推古天皇8年庚申(600)、赤見の境宮内にはすでに霊水が湧き出しており、その後歳月を経て奏聞し奉ったところ、厩戸皇子(聖徳太子)が御臨幸になり「泉色青藍の如く味殊に甘露の如し、是れ醍醐の水ならんか」と述べ給い、是により泉の側なる桂の木を伐り氏人の病気平癒を祈念し大悲像を彫刻し一宇を建立し、「赤見山磯野寺」と号し給い御自筆の法華妙典を奉納給うと古文書に伝えられています。
現在、境内の南は「草の根広場」になっていますが、明治初期までは清楚で美しい「蓮の花」が咲き薫り観音堂へお参りされる多くの人々の心を清らかにしていたと伝えられています
病気平癒の祈願、御利益を受けた人々が奉納された歌の中に「蓮の花」を折り込んだ歌が数多くあるのはそのためです。
<御詠歌>
恵み咲く磯野の蓮を眺むれば
心の花も開くなりけり
かねてから、私は何であんな所に「安閑天皇」と「春日山田皇女」を祭る神社があるのかな、と疑問に思っていましたが(しかも、どうして皇后の名前が社名となっているのでしょう?)・・・「伊香氏」というのは、どうやら「物部氏」の祖のようです。
ということは、古代の「肩野(=交野)物部氏」の祖でもありますよね(!)
さっそくネットで検索してみたら、以下の note の記事にたどり着きました。
「ニギハヤヒの伝承地を訪ねる ⑨ 伊香色雄命(いかがしこおのみこと)と肩野物部氏」(キキ)
また、「伊香色雄命」という新しいキーワードが出てきました!
Wikipedia のこの項目を読んでみたら、何と、私の出生地の徳島県吉野川市鴨島町の西隣町である、川島町桑村の「伊加加志神社」にも同人物が祀られています!
しかも、そこは「伊加賀色許売命(いかがしこめのみこと)」と「伊加賀色許雄命(いかがしこおのみこと)」という兄妹(または姉弟?)の2柱で祀られています。
もしかしたら、前者の「伊香色謎命」が、大阪の交野の「七夕伝説」における織姫さんなのでしょうか?👸
ちなみに、日本最大の「仙台七夕まつり」のあの飾り付けの ” 吹き流し ” が、何となく「イカ」そっくりなことに気が付きました(!)


また、奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町の、明治時代初期の神仏分離令より前には法隆寺の領地だった「斑鳩神社」の祭神も、菅原道真公の他に「伊香留我伊香志男命(いかるがいかしおのみこと)」という産土神さまが祀られています。
余りに意外な、ワクワクするような興味深い展開になってきましたので、また次回にこの続きを書こうと思っています!🎋
以下は、余呉湖の「羽衣伝説」についての YouTube 動画です。
(動画時間:5分41秒)
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